地上2定点間マイクロ波エネルギー伝送実験



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 近年、マイクロ波送電は 有線送電に変わるものとして、離島や山頂への送電、緊急時の送電システムとして 注目され始めてきた。そして京都大学、 神戸大学 とともに 関西電力が 基礎研究に 着手し、1994年10月に兵庫県宍粟郡山崎町の関西電力山崎実験センターにおいて 地上2定点間のマイクロ波エネルギー伝送実験を行った。
 この実験は日本初、世界でも2例目のフィールド実験である。 送電には出力5kWのマグネトロンと直径3mのパラボラアンテナを組み合わせ、 電力分布にガウス分布を用いることでマイクロ波ビームを集中させている。 約50m先の受電側には2304素子のレクテナを3m四方の大きさに0.5 $\lambda$間隔で配置し、DC電力を得ることに成功した。 レクテナには1素子で約3Wの電力を整流できる大電力用レクテナを新たに開発した。 この実験ではデモンストレーションとして合計1240Wの直流電球を 点灯することにも成功している。


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